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スウェーデンの統合政策

最近、特にアメリカを中心としてスウェーデンの難民政策と犯罪に関して誤解が広まっているので、スウェーデン外務省は広報ページを作成した。
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スウェーデンの福祉(Youtubeから)

Youtubeには参考になる動画もたくさんあります。スウェーデンの福祉などに関する動画をアップしてみます。なお言語はスウェーデン語ですが、雰囲気だけでも感じてもらえば幸いです。 参考になる動画が見つかれば、追加していきます。

アンダーナースの紹介動画



精神科ナースの仕事



ヘルシングボリー市のヘルパー



高等訪問看護



病院から退院を前にしたケア会議。患者と一緒にいるのは病院のケア計画担当ナース。会議に参加しているのは市のナースとケア認定者。



遠隔医療の一形態。アンダーナースがIpadを使って褥瘡の状況をナースあるいは医師に送り、助言を得る。スウェーデンの北部のある市の様子です。



障がい者のデイ活動



市のショートステイ
対象は病院からの退院者で、県が運営する病院内に市がショートステイを設置している。ここで最高2週間滞在してリハビリを行ってから家に帰る(市の医療および介護職員が勤務している)。


ストックホルム訪問

先日、ストックホルムに行って来ましたので、数枚の写真をアップします。

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女王通り

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セーゲル広場

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NKデパート

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NKデパートのサンタ

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NKデパートのクリスマスツリー(クリスマスの鐘?)

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NKデパートの飾り付け

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正面は王宮、右側は国会。

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オールドタウンのクリスマス市(左側にノーベル博物館がある)

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オールドタウンのクリスマス市

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クリスマス市のソーセージ屋

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広場から一歩離れれば静か

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オールドタウンにある店のショーウィンドー

家賃の決定

数日前に、住宅会社から来年度の家賃改定について連絡が来た。平均して0.5%上がるというものである。私が住んでいるのは市の住宅公社のアパートであるが、家賃は住宅公社と借家人協会との交渉で決まる。
スウェーデンではNPO団体である借家人協会は大きな役割を担っている。借家人協会はわずか53万世帯が加盟しているだけであるが、スウェーデン最大の借家人協会で、事実上ほぼすべての賃貸住宅に関して家主と交渉を行う。住宅が公営あるいは民営を問わず、居住者が借家人協会の会員であるかどうかは問わない。もちろん本人が自分で家主と交渉を行うのであれば、これを妨げるものではない。
最近の統計によれば借家人協会は750名の職員を有し、1425の地方協会から成り立っている。地方での交渉を行うのは地方協会の会員から選ばれた役員で、およそ1万人になるといわれている。借家人協会は歴史的に労働運動および社民党に近かったが、最近ではこれは薄れ、どの政権に対しても住宅政策に関して意見を述べている(設立は1915年)。なお高齢者ケアにおける特別な住居などの家賃も対象になる(以前に、あるグループホームの家賃が適当かどうかが話題になった)。
借家人と家主の間で賃貸に関する問題が起これば、全国8箇所にある賃貸委員会に申し出る。たとえば、借家人が家主の許可なく部屋を貸し出し、その結果契約が破棄されたとか、家賃が異常に高い場合とか、これらは賃貸委員会にてその合法性/妥当性が判断される。

追加
借家人協会の財政を調べてみた。会員の会費が一番大きく、次に多いのが交渉費用代である。この交渉費用代は家主が借家人協会に支払うもので、現在一戸当たり年間144クローナである。この費用は他の費用と共に家賃に含まれているので、入居者が意識することはない。他の費用の中には水道代、洗濯室の使用料などの共益費も含まれている(共益費をどこまで個人別にしたら良いかというのは徴収の効率性を考慮して家主が決める。なお電気代は含まれていない)。なおスウェーデンでは賃貸住宅の台所は冷蔵庫、冷凍庫、レンジなどの設備はすでに整えられている。もちろん暖房(温水による集中暖房)も込みである。

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訪問看護

日本でも在宅看護あるいは包括ケアが話題になっているが、スウェーデンと日本の状況は異なる。スウェーデンでは在宅看護(在宅介護ではない)は医療に属し、県が行い、在宅介護は市が行っていた。このため医療と介護の連携が問題となっていた。1992年にエーデル改革が行われ、まず医療に属していたナーシングホームなどが市に移された。在宅看護に関しては市と県の合意にまかされることとなり、2014年にはストックホルム県を除くすべての県で在宅看護が市に移された(すでにエーデル改革によって1992年からおよそ半分の市では訪問看護は市に移っていた)。なおこの場合の在宅看護とは一般住居における訪問看護と特別な住居における在宅医療が含まれる。市が行う在宅看護には医師は含まれないが、医師は嘱託医のような形で参加する。どの様な形で統合するかは、県と市が話し合って決めている。

現在、スウェーデンの訪問看護は大きく分けると2種類存在する。一つは市の訪問看護で、二番目は医療を行う県の高等訪問看護である。一般的な訪問看護を行うのは市の訪問看護師であるが、医師は含まれない。高等訪問看護は県の病院を中心として行われる。県によって若干異なるが、高等訪問看護の特徴は3つある。第1に病院の老年科あるいは腫瘍科がベースになっていて、必要に報じて病院の救急を経ないで直接入院できる。第2は病院を中心として24時間の訪問看護チームが存在し、医師も参加している。地方の状況にもよるが、病院から車でおよそ30分以内が、その対象である。最近特に地方においては、第3の訪問看護が始まっているところがある。これは訪問看護助言チームと呼ばれる活動で、特に市の看護師や在宅で訪問看護を受けている人およびその家族に対して助言を行うチームである。このグループは緩和医療の可能性を広める役割も担っている(緩和ケアの一つの役割は家族などに対するサポートである)。
スウェーデンでは病院外、たとえば老人ホームや、ナーシングホームなども住居なので在宅看護である。これらの特別な住居ではナースは常駐している。また小さな市では特別な住居の医療と一般住居での医療(ナースまで)を統合して、訪問看護として提供している(ただし市の状況によって統合の仕方は異なる)。
プロフィール

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
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