薬局の民営化
薬局は1970年に国営化(職員1万1000人)され、現在全国で900店あるが、このうちおよそ3分の2が民営化される。およそ450店舗はチェーン店に売却され、150店舗が個人営業となる予定である。すでに今月の末には最初の民営薬局が業務を始め、この半年の間に大きく形態が変わる予定である。同時に、処方が必用でない医薬品をスーパーなどで販売できることも決定された。なおスウェーデンは電子処方が発達しているが、このシステムは別会社に移され、すべての民間薬局もリンクされる予定である(医薬品の処方は個人番号に基づいてデータベースに送られ、スウェーデン全国のどの薬局でもこの処方に基づいた薬を受け取ることができる)。(2010年1月12日記)