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今までの引用

ホームページの「今日の引用」を移しました。

- 「一石三鳥」
 菅直人首相は待機児童ゼロ特命チームの初会合あいさつで、待機児童の解消は雇用創出、女性の労働参加、労働力人口の減少食い止めなど“一石三鳥”の効果があると発言したらしい。これは効果が出ればの話である。最初から水を差すつもりはないが、待機児童の問題はかなり前から話題になり、エンジェルプランとか行われたはずである。かけ声だけでなく本当に効果を出すためには、よっぽど本腰を入れる必要がある。(2010年10月23日記)
- 「未熟なるがゆえに」
 鳩山首相は3月26日の記者会見で、「未熟なるがゆえに問題点も抱えている。しかし、決して、時計の針を逆に戻してはならない。国民も辛抱強くご指導いただけますようにお願いを申し上げる」と言ったらしい。しかし「未熟なるがゆえに」は首相が使う言葉であろうか。「未熟な」首相を持った国民は泣くに泣けないのである。問題は首相が指導力を発揮してないことだと思うのだが。(2010年3月27日記)
- 「義理はチョコ、本命はパンツ」
 これはバレンタインデーの贈り物だそうだ。勝負パンツも良いかな。残念ながら両方とも貰ったことはない。そう言えば、スウェーデンでの若い人はクリスマスプレゼントに恋人に下着を送るというのは聞いたことがある。しかし問題は、女性の下着売り場は男性ひとりでは買い物ができないことである。(2010年2月7日記)
- 「ここは我慢のしどころ」
 新聞報道によると、追加経済対策の審議において、鳩山首相は「連立政権は難しいが、維持していくことが政権安定につながる。そこは我慢のしどころで、いかに結束を大事にしていくか腐心したい」と記者団に言ったようだ。連立政権の長である首相が「我慢のしどころ」という表現を使うことが理解できない。この言葉は内部では通用しても、外部に対して使う言葉ではない。せめて、「意見の違いがあったが、合意に達した」ぐらいの表現を使えないものか。連立政権であるからには、政治的駆け引きも存在するが、何かけんか腰の政権のような気がする。これを友愛と言うらしい。(2009年12月8日記)
- 「変身」
 ウルトラマン(古い?)の話ではない。政権を取った後の民主党のことである。「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」とも言う。変われば変わるものである。最近、小沢氏の疑惑問題でまた賑やかになってきたが、問題は小沢氏ではなく民主党の自浄能力の欠如で、自民党と何ら違いがないことを示したことである。(2009年11月7日記、2010年1月24日追記)
- 「妊娠はしておらず-------」
 定期的に日本の新聞をチェックしているが、あまり芸能欄は読まない。しかし気になる一言がある。有名人などが結婚したりすれば、必ずと言っていいほど妊娠しているかしていないかが書かれる。余計なお世話だと言いたい。(2009年6月24日記)
- 「節度あるヤジ」
 今日の新聞に、「節度あるヤジ」を心がけることを申し合わせたと載っていた。小学校の話ではない。党首討論の話である。いっそうのこと、ヤジをしないことを決めてはどうか。小学生の守りごとさえ守れない政治家が教育論争をしているのである。(2009年5月22日記)
- 「超一流の進学校」
 株式会社立高校が岡山で開校した。構造改革特区法による学校である。年間授業時間は公立高の約1,3倍で、高校の学習内容は2年間で終え、3年生は受験対策らしい。校長曰く、「生徒の努力と教職員の後押しで、充実した教育をつくり、『超一流の進学校』をめざしたい」。教育特区とは、このようなレベルの話だったのだろうか。(2007年4月18日記)
- 「怪しげな外国人」
 五輪の国内立候補都市の祝賀パーティーのあいさつで、石原慎太郎・東京都知事は福岡市の応援演説をした姜尚中・東大教授のことを、「怪しげな外国人が出てきてね。生意気だ、あいつは」などと述べたらしい。都知事の見識を疑うような失礼な言葉だが、都民から選挙で選ばれているのだから、見識を疑うのは都民の方か。(2006年8月31日記)
- 「苦悩の末に」
 岐阜県の裏金問題で、1994年度の時点で4億4100万円の裏金が存在していたらしい。4億も裏金を作ったのも驚きだが、この中の約500万円を焼却したりゴミと一緒に捨てていたという。「保管しきれなくなり、苦悩の末に処分したとみられる」という県の説明である。強盗が「苦悩の末に」証拠隠滅を計るとの何も変わらない。それにしても不思議なのは労働組合もぐるだったということである。県職員は連帯して全額を住民に払い戻し、直接の関係者はすべて首にすべきだ。しかし県の監査は何をしていたのであろうか。4億というのは半端な金ではないのである。警察、岐阜県、厚労省の職員にしろ、公務員のモラルはここまで落ちたのであろうか。(2006年8月3日記)
- 「ウソはダメです」
 「ウソをついては駄目」というのは、普通、親が子供に言うものだった。最近は、社会保険庁長官が職員に向かって言わなければならないらしい。情けないというか、この世、何かが歪んでいる。(2006年5月27日記)
- 「妖怪に似ている人」
 今日の新聞に、鳥取県境港市が「妖怪そっくりコンテスト」を開くという記事が載っていた。仮装した妖怪かと思ったが、そうではないらしい。実際に、鬼太郎やねずみ男、猫娘などの妖怪たちにどれだけ似ているかを競うらしい。「きっと身近にいるはず」と言うのは主催者の弁だが、鳥取県は「妖怪に似た人」が多いのだろうか。鳥取の夜は怖くて歩けない?(2006年5月16日記)
- 「改めて感じます」
 政府の人口動態統計推計値の発表で、日本の人口が減少に転じたことが話題になり、毎日新聞によると小泉首相は「少子化の流れはますます顕著になってきた。この流れをどうやって止めるか、対策を打つか、改めて感じます」と述べたらしい。しかしこの文の後半は日本語なのであろうか。「改めて感じます」というのは何を感じているのだろうか。のんきな話である。(2005年12月22日記)
- 「フリーセックスの印象のある国の制度は参考にならない」
 以下は週刊朝日6月18日号からの引用である。
 「5月末の自民党のある会合。年金一元化のお手本であるスウェーデンの少子化対策を説明する内閣府の官僚に、自民党議員が詰め寄った。『フリーセックスの印象のある国の制度をなぜ参考にしなきゃいけないんだ』」(2004年7月30日記、2009年11月29日追記)
-  「お互い暴力は使わない」
 あるホームページを見ていたら、「お互い暴力は使わない」という合意が出来ていると書いてあった。どこかの暴力団の会合かと思ったら、衆議院厚生労働委員会の話だった。(2002年6月24日記)
-  「アホ、バカ」
 今日の新聞によると、東京で74回「アホ、バカ」を言って30万円の罰金になったと載っていた。1回当たりおよそ4千円である。言葉には気を付けましょう。(^_^)(2001年12月18日記)
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経済と社会保障

 スウェーデン政府は3年ごとに長期分析書を出している。2011年度の報告書の本文はまだ公表されていないが、付属文書が公表された。その中で、社会保障における就労戦略の問題点が議論されていた。就労戦略自体は日本でも話題になっているが、高福祉を進めるためには高負担だけではなく、就労戦略が必要である。つまりできるだけ多くの人が就労し、税金を払うことが必要となってくる。社会保障の観点からは、個人の就労意欲を増やすような社会保障制度にすることである。つまり連帯の観点から一定の最低保障を行うと同時に、就労意欲を減らすような社会保障制度は適当ではないということである。例えば、失業保険ではある程度の最低保障は必要であるが、求職意欲を減らすような制度は駄目である。生活保護も同様である。時間ができたら、ゆっくりと報告書を読んでみたい。

中福祉中負担

 新しく与謝野氏が経済財政相に選ばれたが、民主党の税/社会保障政策とどこまで統合性があるか疑問である。与謝野氏は19日の記者会見で「国民は中福祉・中負担を望む」と言ったらしいが、これはどの様な分析によるものなのであろうか。昔からこの表現が使われているが、十分この意味の説明がされたことがない。ただ単に、スウェーデン型でもなく、アメリカ型でもないということである。
 GDP比の社会保障給付率はOECD諸国の中で20位で、OECD平均よりも低く、中福祉にも届かない。GDP比の公的負担率はOECD諸国の中で下から4番目で、アメリカとほぼ同じである。

気温の変化

 12月の初めには、気温はマイナス20度近くまで下がり、道路や鉄道も麻痺した。しかしクリスマス以降は、徐々に暖かくなり、今日はプラス3度であった。暖かくなったからといって、良いとは限らない。雪道が歩きにくいばかりでなく、場合によっては上を向いて歩かなければならない。寒くなると、十分な断熱ができていない建物では屋根からつららが垂れ下がる。そして温度が上がれば、このつららが落ちる危険性があるからである。今週には、落ちてきたつららで歩行者が怪我をしたと新聞に載っていた。またマイナスになったぐらいの気温では、道路は滑りやすくなり、病院の救急科は転倒して骨折した人が増える。

本の出版

やっと「スウェーデンの高齢者ケア戦略」を出版できました。前回の出版は10年前で、今回は特のこの20年間の変化に重点を置きました。

book

<目次>
第1章 社会保障制度論序論
第2章 高齢者対策の歴史
第3章 高齢者福祉の理念と法律
第4章 高齢者福祉行政
第5章 エーデル改革と最近の高齢者ケア政策
第6章 在宅ケア
第7章 特別な住宅
第8章 保健医療制度
第9章 認知症高齢者ケア
第10章 高齢者と家族
第11章 高齢者の生活
第12章 高齢者ケアの「民営化」
第13章 質の保証と監査システム
第14章 高齢者ケア費用
プロフィール

Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
詳しいプロフィール

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