積立年金の見直し

年末は色々と忙しい。今日は公的年金の一部である積立年金の積み立て先を見直した。自営業なので積立額は多くはないが、見直しすることにした。公的年金を管理している年金庁の自分の口座にアクセスする。認証にはいくつかの方法があるが、最近はMobilt BankIDという方法が普及していて、一番便利である。たとえば年金庁の場合、まず認証方法を選び、個人番号を入れる。そして携帯電話のMobilt BankIDというappを立ち上げ、個人のapp用の認証番号を入れる。そうすれば認証機能が使用可能になる。
年金庁の個人ページから積立年金のページを開き、興味のある投資種類、積み立て先を選び、積み立て先の運用実績を読む。最終的に2つあった積み立て先の一つを別のファンドに代えた。そして確認を行い、認証は再び携帯電話のMobilt BankIDを使う。今までであれば、カードあるいは銀行ごとに認証の方法が異なったが、このappができてからさらに便利になった(今までは公的機関へのアクセスのために電子認証は使っていなかった)。

ジングルベル




1974年12月24日 白いコンサートより

地方自治体における政治的状況

他のブログで述べたように、国政面においては混乱状況が続いている。地方自治体ではどうだろうか。今回、保守政党は議席数を減らした。この結果、政権を失った市も多い。2010年の選挙によって、290のうち142の市において保守ブロックが政権を取っていた。左翼ブロックは110で、残りの38の市において革新ブロックと保守ブロックの「連立政権」であった。

今回、290のうち110の市で政権が変わり、保守ブロックが政権を取っている市は142から91に減少し、左翼ブロックが政権を取っている市は110から99に減少した。そして革新ブロックと保守ブロックの「連立政権」は38から100まで急増した。また少数与党内閣は41から92に増えている。

なお保守ブロックが政権を握っている県は9から5に減り、反対に左翼ブロックが政権を握った県は9から12に増えている。革新ブロックと保守ブロックの「連立政権」である県は2から3に増えた。

このように、地方自治体において連立政権が多いのは、地方自治体では国政面ほどのイデオロジー的対立は少ないからである。

備考)スウェーデンの市では住民から直接選挙で選ばれる市長はいない。議会が数名のコミッショナーを選び、財政担当コミッショナーが対外的には市長と自己紹介する。県も同じである。他の議員が兼務であるのに対して、コミッショナーはフルタイムの政治家である(スウェーデンの議員は兼務であると日本で紹介されることがあるが、不正確である)。


選挙と青少年

スウェーデンの選挙結果が日本語でも紹介されているが、中には誤解を与える記事もある。そこで青少年の選挙参加がどの様な状況なのかと選挙庁のホームページで調べてみた。

29歳以下の国会議員候補は全体の13%で、この割合が一番高いのは社民党の17.7%である。選ばれた国会議員の中で29歳以下は10.9%で、割合が一番高いのはスウェーデン民主党の20.4%である。

スクリーンショット 2014-12-09

同様にして29歳以下の県議員候補は10.3%、県会議員では8:6%になる。県議会で29歳以下の議員割合が一番多いのは穏健党(M)で、11.8%である。
同じく市議会選挙においては、候補者の9.4%、議員の8.1%が29歳以下である。
意外だったのは、29歳以下の議員が占める割合が国会が一番高く10.9%で、県議会と市議会はそれぞれ8.6%、8.1%であることである。

前回(2010年)の選挙における特別調査によると、青少年(18-24才)の投票率は79%で、全体の投票率(84.6%)より低いものの、80歳以上の高齢者よりも高い(70.5%)。なお今回の国政選挙における投票率は85.8%である。


臨時選挙

12月3日、国会は社民党政権が出した来年度予算案の審議を行った。保守党が反対することは予想されたが、第三ブロックであるスウェーデン民主党がどう行動するかが不明だった。しかしスウェーデン民主党は前日、保守党と共に与党案に反対することを明言した。与党議席数159,野党議席数141,スウェーデン民主党が49議席なので、この党がどう行動するかによって決議の行方が決まる。野党側およびスウェーデン民主党も予算案を提出していて、まず最初に野党案と民主党案の賛否が問われ、野党案が選出された。次に野党案と与党案が審議され、スウェーデン民主党が野党案に票を投じたことによって、野党案が採決された。
この結果、ローベン首相は3月に臨時選挙を行うことを決定した。スウェーデンでは臨時選挙が行われることは珍しく、1958年に行われて以来、57年ぶりである。

なぜこのような結果になったか、色々な説明があるであろうが、いくつか上げることが出来る。
1.社民党が少数与党だったことも、他の保守政党と協力したこともある。しかし90年代に保守4党が「同盟」を作って以来、保守政党は「同盟」内の絆を強くし、社民党などと閣外協力することが少なくなった。また保守4党の中では穏健党以外は小さな党で、大きい穏健党についていた方が安心であるという理由も見逃せない(他の三党の存在理由は?)。これがスウェーデンのブロック政治をさらに強化したことにつながる。
スウェーデンのブロック政治が社会の新しい変化について行けないという批判は前から存在し、世論的に見てもブロックを超えた協力が望まれている。そしてこのブロックを超えた協力は、地方自治体ではごく普通で、穏健党と社民党が協力している市もある。

2.選挙結果が明らかになったときから、ロベーン首相はブロックを超えた政治に協力を求めていた。しかしながら、保守連盟は全く興味を示さなかったようである(各政党代表との会談において、何が話されたか公表されてはいないが)。社民党と保守各党との争いは「砂場での争い」だと言われたりして、一般市民だけでなく、地方自治体の政治家からも批判が大きい。

3.保守連盟の中で穏健党以外は小さな党で、党内での党首の評価は大きくない。また最大野党の穏健党の党首は選挙での大敗を受けて辞職し、現在財政担当が代理を務めている。このため、穏健党内にも他の保守政党内にもビジョンを持って保守連盟を引っ張っていける政治家がいない。このため、対立構造の中でしか考えられないのではないかと想像する。


太郎の日本日記 2014/12/01

2014/11/29
今日は、荷物のパッキングに費やす。必要な物はすでに買ってあるが、余裕があれば追加で食品を購入の予定であった。しかし今日は雨なので外出が面倒なのと荷物に余裕がないようなので、追加購入はあきらめた。スウェーデンから来たときは一つのスーツケースに15キロの荷物であったが、帰るときは二つのスーツケースに43キロの荷物、さらに手荷物がある。

2014/11/30
朝早く起きて、冷蔵冷凍食品をスーツケースに詰める。7時過ぎに前もって呼んであったタクシーで我孫子駅まで。そこからJRで成田駅経由で成田空港まで行った。少し早めに着いたが、さっそくチェックイン。スーツケースの件も問題なかった。今回切符はフィンエアーで購入しているが、成田からヘルシンキまでは共同運行している日本航空である。ただ日本航空は預ける荷物がスーツケース2個(1個23キロ)でフィンエアーも2個であるが、総重量が23キロであると書かれている。仮にヘルシンキまでは問題なくてもストックホルムまでどうなるのか調べてみてもわからなかった(日本航空のホームページには後続の飛行機会社に確認して下さいと載っている)。成田でのチェックインではストックホルムまで行くことを確認したが、何も言われなかった。

ヘルシンキ空港にはほぼ1時間早く到着。ストックホルム便まで6時間近く、本を読んだり、空港内を散歩したりして過ごす。ヘルシンキ空港は、日本からの旅行客にとってはシェンゲン条約による最初の入国国であり、チェックも厳しい。今回は財布の中まで調べられた。
ヘルシンキからストックホルムまでは1時間なので、機内ではジュースなどの飲み物しか出ない。通勤列車のようなものである。
ストックホルムでは2個のスーツケースが無事についたのを確認して出口へ。出口の税関には誰もいない。そのまま外に出て、ホテルの送迎バスの時間を確認。このホテルは日本行きの際も使った。送迎バスは30分おきに来るのは知っていたので前もって時間を確認してはいない。その後空港近くのホテルに到着。日本で購入した冷蔵食品の保管をホテルに頼む。

2014/12/01
今日は7時半に目が覚める。ホテルからアーランダ空港までは送迎バス、空港から市内までバスに乗る。バスセンターから長距離バスに乗る。長距離バスからさらに地方バスに乗り換えなければならないが、乗り換え時間が7分しかない。もし長距離バスが遅れれば、1時間待つかタクシーを使うことになる。幸いにも長距離バスはほぼ定刻通りにバス停に着き、地方バスに乗ることが出来た。午後8時過ぎに自宅に着いた。

今回の日本行きには全く満足している。日本行きは8年ぶりなので、状況、環境なども新しくなっていたが、次第になれてきた。いくつか便利なものもあった。第1はsuicaは非常に便利だ。特に各地を移動する場合は、このカードの使用範囲は広い。第2はどこもトイレが新しくなっていて、公衆トイレでさえ、ウォシュレットトイレが設置されている。これは一度使ったら止められない。第3に、やはり日本の店舗におけるサービスはすばらしい。
今回の訪日は部分的には仕事関係もあり、訪日が決まってから講演などが決まったものもある。もう少し早くわかっていれば、他の形で計画できたという話もあり、次回からは早めに計画したい。毎年とまではいかなくても二年に一回ぐらいは訪日したいものである。

最後に、日本の各地でお世話になった皆様方にお礼を申し上げます。
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Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
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