悪徳代官

 規制見直しを議論する「規制仕分け」がふたたび始まった。このような仕分け会議の仕方はいろいろと疑問がある。もちろん事案によっては、規制緩和が必要であるが、なぜこれが国会で議論されないのか。国会でヤジを飛ばす時間があるならば、このような議論をして欲しいものである。「国民が予算に自らかかわる」というのが公開の意味らしいが、このような形での「見せ物」はどの様な意味があるのだろうか。国民を代表している国会議員の役割はどうなったのであろうか。 そもそも「悪徳代官」は官僚なのか政治家なのであろうか。今までの仕分け会議を見ても、本来は政治家が決めることではなかろうかという事項が多かったような気がする。

 一番改革が必要なのは、審議会などのあり方(メンバー構成、審議の仕方、報告書の作成過程、報告書に対して意見をいう機会など)ではなかろうか。先ず審議会は各省ごとに作られることが多く、各省の状況が大きく反映し、結果として利益団体間の利益調整機関になっているのでないかと思う。また審議会などは議事録が公開されていることが多いが、これだけではほとんどわからない。議事録は発言議事録であって、分析を書いたものではなく、最終報告書からはどの様な分析によってそのような結論が出たかがわからないことが多い。これを改革することが一番大事なのではないかと思う。(2011年3月6日記)

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