小さな政府

 立花隆氏のメディアソシオポリテックス「http://nikkeibp.jp/」の第50回に小泉政権のことが出ていた。部分的に引用してみる。

 「小泉首相の頭の中には、「大きな政府」は諸悪の根源という発想が抜きがたくある。逆に大きな政府を小さくすることはすべて正しいと小泉首相は考えるから、「民でできることは民にまかせる」が聖なる大原則となる。官は民ではできないこと、民では不都合なことだけをやればいいから、「小さな政府」にするのがいちばんいい。-------だがその結果どうなったかというと、この通りのデフレ経済(経済の縮小再生産過程)になってしまったのである。-------- ソ連経済のような「大きすぎる政府」はむろん誤りだが、小さすぎる政府も同様に誤りである。デフレにトラップされた場合、小さな政府では、そこから抜け出すことができない。ここ数年の日本経済が陥っていた苦境は、デフレ・トラップにはまりこんでしまったがための苦境である。---------」

 日本は先進国の中でも、公的セクターが一番小さいのである。総務省の資料によると日本の公務員数は人口千人あたり32人であるが、アメリカは78人、ドイツ55人である(アメリカよりも公務員数が少ないということが報道されたことがあるのだろうか)。問題なのは、民間に出来ない行政としての責任を十分果たしてないことである。またこれらの議論で、何が目的で何が手段かということがもう一つ不明である。単純に公務員の何パーセントというのではなくて、裏金作りに関与した公務員、汚職した公務員、談合に関与した公務員および議員、盗撮、痴漢をした公務員、庁費を流用した議院事務総長、議会で暴力をふるった議員、強行採決に関与した議員、セクハラをした議員、不正行為のあった議員とかを片っ端から辞めさせてはどうだろうか。手ぬるいだろうか。民主政権になっても、この考え方は変わってないようである。(2005年10月13日記、2009年12月2日追記)

関連記事

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

まとめteみた.【小さな政府】

立花隆氏のメディアソシオポリテックス「http://nikkeibp.jp/」の第50回に小泉政権のことが出ていた。部分的に引用してみる。「小泉首相の頭の中には、「大きな政府」は諸悪の根源という発想が抜きがたくあるを小さくすることはすべて正しいと小泉首相は考えるから、「民?...

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
詳しいプロフィール

カウンター
検索フォーム
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク