スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

樹を見て森を見ない

民主党政権ができてまだ2ヶ月であり、半年ぐらいは混乱が続くと思う。しかし最近の新聞記事を読んでいて、民主党の公約は「樹を見て森を見ない」で国民に媚びを売る政策なのではないかと危惧するようになった。子供手当に所得制限を導入するか意見がまとまっていないらしい。先日は子供手当の地方自治体負担が話題になった。これらの現金給付においては所得制限の導入如何は根本的に重要な意味を持つ。社会保障に関するビジョンあるいは戦略なしに、目先の数字合わせの議論が先行しているような気がする。そもそも国民に発表する前に、根本的な原則に関しては党内にて統一しておくべきである。(2009年10月27日記)

 子供手当の給付が決まったが、上記に書いたように問題の多い制度である。問題点は子供手当が家族政策なのか少子化対策なのかの根本的な議論が不足していることである。もし家族対策だとしても子供手当の位置づけ、家族政策における優先順位、給付対象などのビジョンが必要とされる。保育園の待機問題などは昔から問題であり、あまり改善されていないようである。にもかかわらず、大臣が責任を取ったということも聞かない。もちろん子供手当のような普遍的な現金給付も重要であるが、待機問題の解消も同時に重要である。また外国における子供に対する給付の問題も指摘されているが、この問題はある程度予想されたことである。にもかかわらず十分審議しないで決定を急いだのは、無責任だと言われてもしようがないであろう。政治主導にしても厚生労働省の政策立案能力が問われているのである。多くの先進国では給付対象は原則として国内居住者のみであり、一部例外があるものの、厚生労働省がこれを知らないとは思えない(海外情勢報告書に書かれている)。(2010年4月25日追記)

関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
詳しいプロフィール

カウンター
検索フォーム
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。