盲学校は差別用語か

 今日の朝日新聞に興味のある記事が載っていた。静岡県教委が「聾学校」を「聴覚特別支援学校」と改名することへの異議が出ているというのだ。新聞記事によると、静岡県教委は「『聾』という字には差別的なニュアンスがある」から変えるというのだ。本当にそうだろうか。著者が今まで気づいたことの一つは、日本では非常に言葉にこだわるということである。特に障害者分野においては、西欧においても言葉の変化があった。また西欧と違って日本は漢字を使うので、漢字が適当でない場合もある。しかしその言葉が本当に差別的に使われているかを分析することなく、教育委員会や審議会などが単純に感情論で差別用語だと決めてしまう場合があるような気がする。同様の問題として、内容を伴わない単純な障害者教育の統合化は害であるように思う。新聞には山本さんという人の経験が書いてあった。

「1歳の頃、高熱で聴力を失った。小中学校は普通校に通い、友人や先生とは筆談や読唇で対話した。移動する教室が変更になったのを知らず、無人の教室で待っていたり、先生の冗談にクラスがわいても自分だけキョトンとしていたり。周りと意思疎通が十分にできず孤独を感じた。高校は筑波大付属聾学校に進学。手話が授業でも使われたので内容がよく分かり、勉強が楽しくなった。同級生と笑ったり怒ったりもできた。」(2008年3月9日記)
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まとめteみた.【盲学校は差別用語か】

 今日の朝日新聞に興味のある記事が載っていた。静岡県教委が「聾学校」を「聴覚特別支援学校」と改名することへの異議が出ているというのだ。新聞記事によると、静岡県教委は「『聾』という字には差別的なニュアンスがある」から変えるというのだ。本当にそうだろうか。...

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