OECD加盟国で最悪の貧困率

 厚生労働省が一人親世帯の貧困率を発表したことが新聞に載っている。「念のため(?)」OECD統計を調べたみた。興味があるのは、OECD統計では一人親世帯を就労しているかしていないかで分けていることである。一人親が就労していない世帯の貧困率は60%で、OECD平均より少し高いものの、最大ではない。日本が他の国と根本的に異なるのは、就労している一人親の貧困率が58%で、OECD諸国の中で最大であることである。40%を越しているのは日本だけである。アメリカでさえ、36%である。なお厚生労働省資料ではアメリカ、カナダなどの国々の貧困率が40%を超えているが、これは就労していない一人親の貧困率が非常に高いからである。例えばアメリカの働いていない一人親の貧困率は92%で、働けない場合の所得保障の問題が特に大きいと思われる。(2009年11月14日記)


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まとめteみた.【OECD加盟国で最悪の貧困率】

厚生労働省が一人親世帯の貧困率を発表したことが新聞に載っている。「念のため(?)」OECD統計を調べたみた。興味があるのは、OECD統計では一人親世帯を就労しているかしていないかでとである。一人親が就労していない世帯の貧困率は60%で、OECD平均より少し高いものの...

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