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スウェーデンの自殺は多い(?)

スウェーデンは福祉が発達していても、人々は孤独で自殺が多いと言われることがある。これもスウェーデン神話の一つで、アメリカのアイゼンハワー大統領が1960年の共和党大会において言い出したことだと言われている(1960年頃、自殺率はハンガリー、オーストリア、日本が高い)。まず自殺率の比較は国および時代によって大きく異なるので、注意が必要である。また同じ北欧諸国でもデンマーク、スウェーデン、フィンランドでは自殺率の変化が異なる。

 まず自殺率の高さで有名なのはハンガリーで、1980年頃まで増加して以来、その後減少している。スウェーデン、デンマーク、フィンランドなどの北欧諸国はそれぞれ1970年、1980年、1990年頃に自殺率が増加したが、その後減少している。一方、日本では自殺率は1950年代から60年代にかけて減少したが、1980年代中頃に一時的に増加した。その後、自殺率は減少したが1990年代中頃からふたたび急激に増加し、50年代と同じ自殺率まで上昇した。最新統計(2004年前後)によれば、自殺率が多いトップテンはすべて東欧諸国で、唯一の例外が日本である。人口10万人あたりの自殺率はリトアニアがおよそ40人で世界一位、日本24人で第9位、スウェーデンは13人で32位である。なおロシア34人、アメリカ11人、イギリス7人である。

 東欧諸国を除いた先進諸国の中では日本の自殺率は高いが、特に日本が特異なのは45歳から64歳までの中高年者の自殺率が高いことである。65歳から74歳までの高齢者の自殺率も先進諸国の中では高いが、75歳以上の高齢者では日本よりもフランス、オーストリア、デンマークにおいて自殺率が高い。(2000年6月9日記、2008年6月30日追記)
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