やわらかいオンブズマン?

今日に新聞による と、告発型でない「やわらかいオンブズマン」を作るらしい。ケアの質をどのように保証するかということおよび受けているケアについての苦情処理は重要であ るが、もう一つ全体像が見えてこない。相談役的なオンブズマンも重要であるが、これは介護を保証するという中での一つの方法でしかない。この一つは監査で あるが、監査にも一般的な業務監査と訴えなどがあったときに行う個々の監査に分かれる。介護保険が出来る前から都道府県などが利用者の苦情を受けて調査な どをすることが出来たが、これが機能していたのであろうか。介護保険が出来たらからといって、急にこの個別監査が機能するわけでもない。ただ単に事件が新 聞に載ってからの監査だけではなく、そのような事件が起こらないようにするシステム作りが求められる。

 このオンブズマンが一人ではなく 複数の委員からなり、この方が日本になじむという意見であるらしい。本当にそうであろうか。勝手に思いこんでいるだけではなかろうか。介護が権利だと言わ れたときと違って、権限を持った監査は日本になじまないと言われる。急に弱腰になったものである。日本の行政制度の一つの欠点は責任所在の不明確さであ り、役割分担の不明確さである。もうひとつ理解できないのは、なぜこれに厚生省が補助金を出さなければならないのか。各市町村の任したらよいのである。高 齢者福祉においても地方自治とか、地方分権とか言われた。最近の動きを見ておいると、まさにその反対に国の規制、ひも付きが多くなっている。 (2000年2月27日記、3月5日追加)
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