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外国人と社会保障

スウェーデンの社会保障は国の社会保険、市の生活保護などの福祉、県の医療および任意組合の失業保険から成り立っている。社会保険は社会保険庁、年金庁によって扱われている給付で、居住による給付と就労による給付に分けられる。例えば所得年金は就労による給付であるが、保障年金は居住による給付であり、後者は全額税金による出費である(なぜ全額税金による児童手当などが社会保険なのかと日本の訪問者が質問するが、スウェーデンではそういう扱いである。社会保険の普遍的な国際的定義はない)。
1年以上滞在する外国人はすべて住民登録をしなければならず、住民登録をすることによって個人番号が与えられる。そしてスウェーデンの社会保障の対象になる(学生などの一時的滞在者には例外あり)。なお住民登録していないつまり外国に住んでいるスウェーデン人は居住による社会保障の対象ではない。

生活保護(正式名称は経済的援助)は市の業務で、その対象は滞在者である。なお社会サービス法の対象は滞在者であり、たとえばバケーションで滞在する高齢者(その市の居住者ではない)もホームヘルプの対象である。もちろん居住者である外国人も生活保護の対象である。スウェーデン政府によって居住を認められた外国人は、原則スウェーデン人と同じように社会に対する義務と権利を持つ(例外は国政面での選挙権と被選挙権)。
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