行政決定プロセスと政治責任

田中文部科学相が3大学の開校を不認可とした問題が話題になっている。後出しじゃんけんがよくないことは、小学生でもわかることである。いくら民主党が人材難であるといっても、法治国家として問題である。これは3大学の開校を認可するしないの問題ではなく、行政決定プロセスおよびそれに対する政治責任の問題でもある。任命した首相、官邸および政治的任命である副大臣、政務官が暴走馬を止めなかった責任は大きい。
大学の質が悪いというのであれば、これを調査、分析して、改革案を出すべきで、数か月で出来る話ではない。昔から駅弁大学とか言って、大学の質が比喩されていた。思いつきでする内容でもない。そもそも大学の質とは何なのか。これがどの様に変化しているか。その原因は何か。大学設置基準の厳格化で、大学の質の低下は防げるか。大学の質と規制改革とどの様な関連があるか。もし大学が多すぎるというのであれば、この責任は政治にあるのか審議会にあるのか。内容があまりにも非科学的で、問題点の把握が単純すぎる。これで政治主導の中身がはっきりしたので、国民も勉強になったと思う。
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