精神病院を住宅に改築

ベッコンベリヤ(Beckomberga)精神病院は1935年に新築され、当時およそ1600病床、敷地面積44ヘクタールを持つ欧州でも最大の精神病院でもあった。しかし70年代から徐々に病床が削減され、1995年に病院は廃止された。なお外来と少数の入院病床を持つ精神科が2008年まで存在した。病院の閉鎖と同時に、ストックホルム市はこの地区の詳細計画の作成準備を始めた。病院(県立)は20近くの建物を所有していたが、中心の建物を除いて、その他の建物は土地と共に住宅会社に売却された。これらの建物は建物の状態によって改築、新築され、最終的に保育園、学校、住宅に代わった。


Beckomberga-hospital.jpg

当時の写真(1935年)

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現在の航空写真
(当時の写真と比べてみると、いくつかの建物はそのまま残っているのがわかる)

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最後に残ったのが、中央の5つ建物である。この病院はCarl Westmanという有名な建築士によって設計され、建築学的保存価値があると判断された。最終的に、この5つの建物の外壁および中心部の公園は保存され、建物は240世帯のアパートに生まれ変わる(東側の3つの建物は新築で、90世帯分のアパートになる)。

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いちばん左の建物は住宅になり、外壁はほぼそのまま残る。

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いちばん右端の道路から新築の住宅を見る。

精神病院における病床数の削減

主にマンションとして生まれ変わり、そのパンフレットはここです。

ストックホルム市建築局 この地区の都市計画図

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