スウェーデン人の可処分所得

毎年、所得分配統計が公表される。昨日公表された統計によると、1991年から2011年までの20年間に、スウェーデン人(20歳以上)の実質可処分所得は39%上がった。しかしすべての世帯の変化が同じであったのではなく、いちばん増加率が高いのは高齢者夫婦である。例えば65才から74才の高齢者夫婦は57%上がっている。反対に、増加率がいちばん低いのは20才から24才の青少年で、女性の場合1,1%しか増えてはいない。なお母子家庭はおよそ22%、可処分所得が増えている。また失業者、高齢者、傷病者などは同時期に可処分所得は8%増加しただけであり、就労者との格差は大きくなっている。

不平等度を測るジニ係数は、2011年度粗所得では0,521であったが、可処分所得では0,326であった。税制度、社会保障制度によって、住民の不平等度は0,195分減っている。粗所得のジニ係数は、他の先進諸国とほとんど変わらないが、可処分所得のジニ係数は低い。これは、税制度、社会保障制度が所得の平等化に寄与する割合が大きいということを意味している。

1消費単位あたりのジニ係数の変化
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