高齢者住居と施設

高齢者住居という言葉はスウェーデンでもよく使われるが、使う人によって対象が異なるので要注意である(日本でもよく似た状況である)。

(高齢者)施設
一時的に滞在するところで、住居ではない。その典型として病院が上げられ、原則的に自由に入所できない。行政あるいは資格職によって入所の必要性が決められる。

住居は4種類に分けられる。住居としての基準を満たし、死ぬまで住み続けることが出来る。また住居であるので、家賃補助などの対象となる。

一般住居 
住宅市場において自由に賃貸あるいは売買が行われる。介護/看護はホームヘルプ、訪問看護として供給される。

一般住居である高齢者住居
住宅市場において自由に賃貸あるいは売買が行われるが、入居者が高齢者である。介護/看護はホームヘルプ、訪問看護として供給され、住宅は「介護つき」ではない。シニア住宅と呼ばれることもある。

安心住居
サービスハウスに代わるものとして数年前から建設され始めたが、サービスハウスは「特別な住居」に含まれるが、安心住居は「特別な住居」に含まれない。一般住居であるが、来年まで政府の建設補助がある。将来性はまだ不明で、その評価を見守る必要がある。

介護住居
社会サービス法による特別な住居で、入居決定は社会サービス法によって行われる。介護住居に住む高齢者は、原則24時間の介護/看護が必要な人である。原則的に住居基準を満たしている。一時的な入所ではなく、死ぬまで住める。以前の施設も住居化されたことにより、施設と在宅で分ける意味がなくなった。原則ユニットケアである。

サービスハウス
特別な住居という概念に含まれ、社会サービス法によって入居決定が行われる。介護/看護はホームヘルプ、訪問看護として供給される。一般住居である高齢者住居との違いは、入居が自由に行えるか行政決定であるかである。
サービスハウスの問題点
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