社会保険審議会

失業保険および傷病保険のあり方は話題になることが多く、2010年に新しく審議会が設置された。目的は失業保険および傷病保険のあり方、就労に戻る際の援助、異なった社会保険制度間の協力、国際的な変化の審議、報告である。この審議会は2013年5月までに報告書を出す予定であったが、追加審議と共に期限は2015年まで延長された(多分、延長理由は失業保険の強制加入問題であると思う)。
この審議会は13名の政治家(各政党代表)から構成され、事務局には8名の専門官が入っている。労働組合や経営者連盟などの関係団体の代表は入っていない。審議会のメンバー構成は審議会によって異なるが、政治的対立が大きい問題ほど政治家から構成される場合が多い。もちろん関連団体の意見は別に聞かれる。
なおこれらの審議会は非公開で、発言議事録も存在しない。公開されるのは報告書および分析書であり、すでに2冊の報告書(およそ600ページ)および14冊の分析書を提出している(関連ページからダウンロード可能)。最終報告書において審議会の意見がまとめられるが、他の委員と意見を異にする委員は独自の意見を記することが認められている。なお審議会が報告書を執筆するが、分析書は研究機関などに委託されるのが普通である。

スウェーデンの社会保険制度

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