ロマ人の登録

日刊紙のひとつであるDN紙は、昨日23日爆弾を落とした。スウェーデン南部のスコーネ県の警察がおよそ4千名のロマ人の登録をしていたというものである。そもそも人種による登録はスウェーデンでは認められていない。警察は以前ロマ人の窃盗グループがあったのでその調査のためだとか言っている。登録自体にロマ人という言葉は使われていないが、子供も含まれていること、登録の規模が大きいことなどから、政治的な大問題になった。
すでに警察の情報管理を監査する委員会が調査を始め、司法オンブズマン、差別オンブズマン、データ監査庁、司法官なども動くようである。すでに警察の事件を担当する検察は法律違反の疑いで調査を始めた。また法務大臣は法務委員会から説明を求められている。
もしこれが法律違反という結論になれば、関係者の法律的処罰だけではなく、莫大な損害賠償を支払わなければならない。新聞記事によれば、損害賠償額は一人当たり1万から2万クローナになるらしい。
歴史的に見てみるとロマ人はどの国でも排他されていて、スウェーデンも例外ではない。以前はtattareという浮浪者およびジプシーなどが登録されていた時期もあった。
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