スウェーデンの議員

スウェーデンの議員統計が公表されたので、いくつか引用する。
国会議員に占める女性の割合は若干減少し、43,6%になった。女性議員の割合が一番高いのは左翼党の57%、次に穏健党の52%で、一番低いのはスウェーデン民主党22%、自由党26%である。
18-29歳はおよそ11%で、2010年に比べてほぼ倍になった。なお65歳以上はおよそ3%で、30年間で大きな変化はない(1-4%)。党派別ではスウェーデン民主党が一番18-29歳の議員の割合が高く、次に環境党16%、左翼党14%である。意外にも社民党は5,3%と政党の中で一番29歳以下の若年者の割合が低い。
外国生まれ(もちろんスウェーデン国籍)である議員はおよそ8,3%で、2010年から増加している。政党別では左翼党が24%で、外国生まれの割合は一番高い。中央党はゼロである。キリスト教民主党における外国生まれの割合は10%で5番目であるが、両親が外国生まれでみると左翼党に続いて二番目に大きい。

県会議員では女性の割合は47,5%で、政党別では環境党が一番大きくおよそ55%、自由党52%である。。
29歳以下の議員は増えてはいるものの、まだ8%である。その代わり65歳以上は15%である。穏健党とスウェーデン民主党における29歳以下の議員の割合は平均よりも高い。
外国生まれは8,3%で、今までで最高である(外国籍の割合は不明)。

市会議員における女性の割合は43,7%で、今までで一番大きい。政党別では環境党およそ52%、左翼党51%である。29歳以下の議員は8%、65歳以上の議員は19%で、これらの年齢層の割合は増加している。
外国生まれの割合は7,7%で、今までで一番大きい。党派別では環境党がおよそ15%、左翼党がおよそ12%である。また両親が外国まれの場合は穏健党、環境党、社民党、スウェーデン民主党が2,3-2,5%である。

任期が終わるまでに辞める議員は意外にも多い。国会議員では10%で、29歳以下の議員はおよそ12%である。同様にして県会議員では14%、29歳以下の議員は30%になる。市会議員ではおよそ19%、29歳以下の議員は44%と一番高い。若年層の議員が辞める理由は色々と言われているが、第1には議員職は一生続ける職業と思われていないこと、第2に議員になってみたものの、なかなか自分たちの意見が生かされないことへの不満があるものと思われる。なお議員が辞職しても各政党の次点者が繰り上がるので、運営上は大きな問題とはならない。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
Sweden

スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
詳しいプロフィール

カウンター
検索フォーム
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
最新記事
最新コメント
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク