高齢者ケア職員増員

スウェーデン政府は、高齢者ケア職員の増員のために2015年7月から2018年まで補助金を出すことを決定した。補助金総額はおよそ70億クローナである。社会庁が支払い事務を行い、毎年政府に報告書を提出する。

補助金は市の高齢者人口に従って配分され、各市はこの範囲内において補助金を申請することが出来る。補助金は現場職員の人件費のみに使うことが出来る。各市は、市内の民間団体に対する支給にも責任を持つ。

なおスウェーデンでは在宅介護で働くために、公式の資格制度は存在しない。しかし社会サービス法において「適当な教育と経験」を持つ職員がいなければならないと規定され、現実には職員の多くは准看護師教育を受けている。もしこれらの教育を受けていない職員を雇用する場合には、質を保持するために職員に対して研修、指導を行わなければならない。

社会庁は、この補助金制度が市の高齢者ケアに与える財政的および質的影響について評価する。質的評価には高齢者、職員の意見も含まれる。特に高齢者に関しては、職員のアクセス、対応、安心感などが調査される。高齢者ケアにおける職種別、男女別、特別な住居/ホームヘルプ別の職員統計を作成する。
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