年金額

毎年所得統計が発表されていて、年金収入も含まれている。所得統計の年金収入は詳細すぎるので、他の統計から引用した。2012年の65歳以上の年金収入は女性で15万1000クローナ、男性で22万9000クローナである。なおこれは課税前の収入で、世帯ベースではなく個人ベースである。男女間で比べてみると、女性の年金収入は男性のおよそ3分の2である。これは女性がパートで働いている割合が高いこと、育児などで労働力に含まれない期間があることなどによるものである。

これらの年金収入は3種類に分けられている。まず公的年金、2番目は雇用主が保険料を支払う職域年金、3番目は個人の私的年金である。女性の方が男性よりも年金収入総額に占める公的年金の割合が高い。女性の場合75%、男性の場合68%で、これは男性の方が職域年金の占める割合が女性よりも高いためである(ほぼ倍である)。これらの構造的要因は最低保障のための保障年金の受給者にも現れている。女性の61%が保障年金を受給しているが、男性ではわずか15%である。
なお高齢者にとって年金以外に住居費補助も重要であるが、これに関しては別の機会に書きたい。

スクリーンショット 2016-02-05
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