カルテ

 スウェーデンでは電子カルテが普及しているが、その方法は県によって異なる。クラウド方式にしている県もあれば、病院ごとに行っている場合もある。また法律によって治療のための各職種の連携が重要視されている。そして本人に異論がない限り、医師は他の医師が書いたカルテにアクセスできる。

 患者中心の医療という観点から、カルテの公表も強化されている。少なくとも成人の場合は、本人の申請に基づいて原則カルテは本人に公開しなければならない。その例外は公開が本人の医療的ケアに関して問題を起こすと判断された場合である。
 カルテが非公開になった場合、医療機関が公的な場合には高等行政裁判所に公開を求めて行政裁判に訴える。もし医療機関が民間の場合、医療機関の代表(主治医?)は非公開にした理由をつけて医療福祉監査庁に報告する。監査庁ではこの判断が適当かどうかの判断を下す。なお民間医療機関が業務を終えた場合には、この機関が保有するカルテは県に移される。

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