借家人協会

 今住んでいるのは市の住宅公社のアパートであるが、今日、来年度の家賃値上げの連絡があった。平均0.5%の値上げである。スウェーデンでは賃貸住宅が市営あるいは民営にかかわらず、住宅会社はスウェーデン借家人協会と交渉するのが一般的である。
 スウェーデン借家人協会は全国で53万人の会員を持っているNPOであるが、借家人協会としてはほぼ唯一の組織で、1915年に設立されている。もちろんすべての借家人がこの協会の会員ではないが、住宅会社はこの協会と賃貸交渉をするのが普通である。
 
 家賃の中にスウェーデン借家人協会に支払われる交渉費用(2011年1世帯当たり144クローナ)が含まれている(もちろん個人交渉が行われる場合は、その費用は支払われない。)。2016年には、150万件の賃貸料が交渉、決定された。なお高齢者ケアにおける「特別な住居」も住宅なので、その家賃は借家人協会と交渉する。このため、法外な家賃は取れない仕組みになっている。もし家賃などに不満足であれば、市の賃貸委員会にその裁定を申し出る。
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