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ママに捧げる詩


キャンディーズの藤村美樹は、1974年12月24日のホワイト・コンサートにおいて「ママに捧げる詩」を歌った。
今まで「ママに捧げる詩」は藤村美樹の作詞だと思っていたが、そうではなかった(藤村美樹は「おとうさん あなたへ」を作詞作曲している)。
この歌は当時11歳のニール・リードが1971年に歌って有名になり、日本でも大ヒットしたようである。日本では麻丘めぐみ、南沙織、アグネス・チャン、本田路津子、森昌子などが歌っている。



Neil Reid "Mother of mina"(1973)



精霊流し


この季節の話題をひとつ。グレーブは「精霊流し」を1974年にリーリースし、さだまさしは第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞した。



「精霊流し」は他の歌手によってもカバーされている。

石川さゆり



最近発見したのは、キャンディーズによるカバーで、1974年12月24日東京銀座中央会館での「白いコンサート」である。ファンのかけ声がうるさいが、ハーモニーがすばらしい。「白いコンサート」は公式には録音されておらず、Youtubeなどで聞けるのはすべてファンによる録音である(キャンディーズのコンサート記録はファンによる録音が多いが、これも貴重な記録である)。


「代書屋」


落語で好きな演題のひとつが「代書屋」である。

桂枝雀 「代書屋」 (音声のみ)



アイ・ビリーブ・イン・ミュージック


沢田研二さんはMac Davisの「I believe in music」を訳して歌っていました。



1978年田園コロシアムでのコンサート

キャンディーズも沢田研二訳の「I believe in music」をカヴァーしています。



あの鐘を鳴らすのはあなた




あの人よりも上手かも。

Summertime


暑い夜は、ビールを片手に風を浴びながらソファーに沈む。



Norah Jones 2003年8月30日、Tanglewood Jazz Festivalにて



Miles Davis



Janis Joplin 1969年ストックホルムにて録音。

ABBAは冷遇された?

朝日新聞にABBAについての記事が載っている。これは多分、ABBAミュージアムのオープンに合わせて書かれたものだと思うが、少しおかしなことが書かれている。まずタイトルが「ABBAに踊るスウェーデン 冷遇一転「国の誇り」」で、ABBAがスウェーデンでは冷遇されていたが、現在では誇りに思われているということらしい。
どこからこんな情報を得たのであろうか。記事を読んだ限りでは、これを証拠立てる事実は一つもない。1970年代の初め及び中頃、スウェーデンでは音楽の商業主義に対して批判があり、ユーロビジョン・フェスティバルも批判された。しかし批判があったからといって、ABBA(あるいはABBAのような曲)が冷遇されたとは言えないし、評価が低かったわけでもない。スウェーデンでもABBAの曲は有名であり、ラジオやテレビにおいてもよく紹介されていた。著者も当時ABBAのレコードを買ったことがあるが、冷遇されていたという認識はないし、初めて聞く話である(誰が冷遇した?ファン?)。

記事には、ファンクラブ代表の話が載っているが、これもおかしい。記念碑が正式に市あるいは市議会にて議論されたかどうか知らないが、スウェーデンでは一般的に在命中の「有名人」の記念碑を作ることはほとんどない。またいくら有名であってももうこの市に住んでない人の記念碑を作る理由があるかどうか。最後に、「ファンは馬鹿にされた。ポルノを買うように、隣町までこっそりレコードを買いに行ったんです」と引用されている。不思議な文章である。この3万人の市にレコード店があったかどうか知らないが、ABBAのレコードを買うのになぜこっそりと行かなければならないのか。これは絶対ありえないと断言できる。まあ考えられるのは、当時若者はロックが好きだったので、ABBAのような歌謡曲は同世代には恥ずかしくて買えなかったというものである。もしこの通りなら、この話は「冷遇」とは全然関係がないことになる。
解散後、メンバーはそれぞれ音楽分野で活躍し、ミュージカルや映画も作成された。なおスウェーデンの音楽輸出に注目が集まったのは90年代からで、ABBAは先駆者である。

2013年7月12日追加
ABBAに対する批判は商業主義だけでなく、非政治性もあった。70年代、音楽界においてもベトナム戦争におけるアメリカが批判された。しかしABBAはひとつも批判的なことを言わなかった。このため他の音楽家からはこの非政治性が批判された。
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Taro

Author:Taro
OKUMURA CONSULTING社代表
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スウェーデンの社会政策などを日本に紹介する仕事をしています。
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